【自律神経と便秘】

神戸 垂水 はた整体院

【自律神経と便秘】

「便秘は自律神経を整えることで改善」

◆便秘とは

 

 

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年々便秘に悩む方が増えてくるといわれます。体の中で不要となったものが便となって排泄されますが、便秘は何らかの原因で便が排泄されずに腸の中に溜まってしまったことを言います。「便が何日も出ない」「排便はあってもスッキリとしない」「排泄の時に便が固くて中途半端だ」などさまざまな訴えがあります。便秘の判断基準は3日以上排便がない、または排便があっても便が残っている気がする」という症状と決められています。

便秘の多くは日常生活に問題があることで起きるもので、便秘の種類を3つに分けられます。

 

・弛緩性(しかんせい)便秘

・痙攣性(けいれんせい)便秘

・直腸性(ちょくちょうせい)便秘

 

弛緩性便秘は高齢の方や女性に多く見られ腸の筋力が弱くなることで便を押しだすことが難しくなる便秘です。痙攣性便秘は自律神経が乱れることで腸の筋肉が動き過ぎて便秘になります。直腸性便秘は腸には問題ないのですが便を我慢してしまうことで起こす便秘です。

 

◆便秘の原因にもなる自律神経って、どんな神経?

 

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お湯は熱い氷は冷たいなど温度や触感として伝える神経とは違って、自覚することができず、自分でコントロールもできない神経が自律神経です。

自律神経は交感神経と副交感神経の二つがあり、命を維持するためにお互いに反対の機能を持ちながら24時間働き続けています。

自律神経は血管を広げたり縮めたりすることで血液を循環させます。また内臓の動きをコントロールしながらエネルギーを産生したり、ホルモンの分泌を促したりとさまざまな分野で活躍しています。

交感神経は昼間の活動期、ストレスを持った時、緊張したときなどに優先的に作用し、副交感神経はリラックスタイムや就寝時に活発になります。

 

自律神経が原因で便秘になる理由

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腸を動かす最初の機動力には、実は自律神経が関わっていることが多いのです。

人はストレスから逃れることはできません。職場の人間関係がうまくいかないという精神的なストレスはもちろんですが、シャワーを浴びることだけでもストレスがかかっていることになります。ストレスは人のやる気を起こさせると言う利点もありますが、多く積み重なってしまうと全身にさまざまな良くない症状を起こしてしまうという扱いが難しいものです。

 

ストレスが過剰になると自律神経の中でも交感神経が優位になります。1日の時間の中で交感神経と副交感神経がバランスをとれることで体は正常を維持できるのですが、悩みごとが多かったり不眠などが続くと、交感神経ばかりが暴れてしまい胃や腸の機能を弱めてしまいます。腸の働きが低下するということは、便を排泄させる手助けとなる蠕動運動(ぜんどううんどう)が弱くなってしまうということです。すなわち便秘となります。

 

女性は男性に比べて2倍近くも便秘になりやすいといわれます。腸管の長さが男性よりも女性の方が長いということも一つの原因ですが、女性は40歳を境に副交感神経の活動が弱まってしまうということもあります。

ホルモンバランスも崩れてくるとさらに自律神経が乱れてしまい、便秘のリスクの上にリスクが重なってしまうこともあります。

 

排便がスムーズであれば気分もスッキリするもの。便秘が続くことで腹部の不快から気持ちもブルーになることがあるでしょう。そうしたことでまたストレスとなり交感神経が優位にと、切れない悪循環に陥ることもあります。

 

◆便秘は体の不調をまねく

 

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便秘を苦痛と感じなければ、問題はないだろうという考えは危険です。

便が腸の中に停滞すると腐敗し悪玉菌という成分がどんどん増えはじめ、善玉菌の威力を抑えてしまいます。こうして腸内の環境が悪性化していくと毒素が発生し、それが血管に入り血液とともに全身に流れこんでしまいます。全身に回ったものは毒素ですので、体に支障を来たしていくことは言うまでもありません。

また腸は免疫力の産生に関与する器官です。腸の環境が悪ければ免疫力も低下し、大腸がんの大きな要因ともなりますので、決して放置していいものではありません。

 

◆自律神経を整え便秘解消

 

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便秘を起こしている原因の自律神経の乱れを改善していくことが便秘解消の糸口です。生活に取り入れられるちょっとしたセルフケアを行ってみてはいかがでしょう。

副交感神経は夜に質の良い睡眠をとることで活発になります。

良い睡眠をとるための2つの方法をご紹介します。

 

▪リラックス効果のある BGMを聞きましょう

不眠がちだからと言ってスマホやPCで時間を潰すのは逆効果です。液晶のブルーライトは眠りのリズムを妨げてしまいます。自然の音や鳥の声などは脳の活動を停止する効果がるというので、眠れないタイミングではBGMを取り入れるのが良いでしょう。

 

▪就寝前のホットドリンク

就寝直前の食事は質の良い睡眠を妨げるため、3時間前には夕食を済ませておくのが理想です。しかし温かい飲み物は「オピオイドペプチド」というリラックス効果のある物質が産生されます。白湯かホットミルクがおススメです。

飲酒はアルコールが分解されるときに多くの水分が必要とされますので、便に必要な水分までもが使われてしまい逆に便秘になる可能性があるのでやめましょう。

 

それでも中々改善しない場合当院にご相談ください。

 

当院では自律神経を整える施術と内臓調整、頭の整体、骨盤調整など原因となっているところに

 

施術をしてまいります。

 

 

きっとお役にたてると思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

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自律神経の乱れについて詳しくはこちら

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