起床時に首、肩がつらい4つの原因とそれぞれの対策を紹介

神戸　垂水　はた整体院

起床時に首、肩がつらい4つの原因とそれぞれの対策を紹介

「夜、しっかりと寝たはずなのに首や肩が辛い」、「どれだけ寝ても疲れが取れない」など睡眠に関して悩まされる方は非常に大勢いらっしゃます。では、なぜ睡眠で疲れが取れず、起床時に肩や首の辛い症状に悩まされることになるのでしょうか？

実はこれには4つの原因が隠されており、これに該当する場合は睡眠の質が低下してしまい、身体を休めることが上手くできないため、どれだけ寝ても身体が回復せず首や肩の辛い症状に悩まされるということにつながります

。 ここでは起床時に首・肩の辛い症状を招く4つの原因と具体的な対策について紹介していきます。 起床時の肩・首の辛さを招く4つの原因とは？

起床時の肩・首の辛さを招く原因は様々ですが、代表的なものとしては以下の4つがあります。 1.寝具の問題 2.就寝する姿勢の問題 3.アルコールの問題 4.食事時間の問題 この4つに該当する場合は睡眠時の身体の回復を阻害させてしまっている可能性がある為、これらの習慣を見直す必要があります。では、具体的にこの4つがどのように睡眠に影響を与え、肩・首に影響を与えているかを見ていきます。 1.寝具の問題と対策 寝具は睡眠時のトラブルを語る上で避けて通れない問題の1つです。

その中でも特に注意が必要なのがマットレスの固さと枕です。人は夜寝ている間に無意識に寝返りを行いますが、適度に寝返りを行うことは身体の緊張を軽減させ、睡眠時のリラックス効果や疲労回復効果を高めると考えられています。

もし、枕やマットレスの固さが合っていないと寝た状態で身体が上手くリラックスできず、自由に寝返ることができなくなってしまいます。そして、これにより筋肉が休まらず疲労が残ることで、寝起きの肩や首の辛さに苦しめられるという結果を招いてしまいます。

この場合は寝具の見直しを行うことが最も大切です。まず、枕ですが枕は高さと固さをチェックします。枕の高さが高すぎ、首が変な方向に伸ばされていないか、固すぎることで首の筋肉や神経が圧迫されていないかをチェックしましょう。

マットレに関しても同様に固さをチェックします。特に注意が必要なものが柔らかすぎるマットレスです。身体が沈み込み、自由に寝返りが打てない場合はマットレスの固さを見直す、もしくは床に布団を敷いて寝ることで改善がみられることがあります。

2.就寝する姿勢の問題と対策 就寝する姿勢には大きく分けてうつ伏せ、横向き、仰向けの3つがありますが、この内理想の寝方は仰向けです。 まず、うつ伏せで寝る場合は必ず首が左右どちらかを向くことになります。こうなると首と背骨の間には捻じれの力が働き身体の歪みを招いてしまいます。身体が歪んだ状態になると疲れの抜けにくさにつながることがあるので、長時間同じ姿勢でのうつ伏せ寝はなるべく避けるべきです。 次に横向け寝ですがこれも長時間同一姿勢を取ると様々なトラブルを招く可能性があります。横向き寝の場合は肋骨や下側の肩に圧迫される力が生じますがこの状態が続くと肋骨の変形や腕や肩の圧迫により五十肩などのトラブルを招く可能性があります。 これらの原因があるため、長時間のうつ伏せ寝や横向き寝は避け、仰向け寝を基本として適度に左右に寝返ることが理想です。

3.アルコールの問題と対策 アルコールの問題点は身体の中で水分が消費されてしまうことです。そして、体内の水分量が少なくなると体内の循環不良を招いてしまいます。特に睡眠時は発汗や呼吸に伴う口からの水分蒸発に加え、体温低下などで水分量が減り循環が悪い状態になりやすく、寝起きの肩・首の辛さにも繋がります。 就寝前のアルコールはこの状況を助長させてしまうため、もしアルコールを飲む場合は必ずそれと同量の水分を飲むようにしておきましょう。

4.食事時間の問題と対策 寝起きの肩・首の辛さを改善させるには特に夕食の時間を意識することが大切です。特に就寝前に食事を取る方は要注意です。人の体は寝た状態でも働き続けるのですが、もし就寝前に大量の食事を取ると寝ている間にも胃腸などの消化器官はフル活動する必要性に迫られます。 そして、こうなると身体の疲れが抜けずに寝起きの肩や首の辛さを助長させてしまう原因にもなります。これを避けるためには就寝の2時間前程度を目安に食事を取らないようにします。こうすることで就寝中に身体は休息することができ、寝起きの辛さを軽減させることにつながります。

以上、寝起きの肩・首の辛さを招く4つの原因と対策をご紹介しました。あなたが寝起きの辛さに悩まされ、この中で当てはまる物がある場合、これらの習慣を徐々にでも見直していくようにしましょう。